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    「私のアトピー」 野上 久美子 58歳

    2008年5月31日

     初めて症状が現われたのは、平成9年の春でした。左足の甲の部分に1mm位の発疹が直径10cmのかたまりとなり、2ヶ所に出来ていて、痒い感じがあり、何かできているけど2~3日したら治るだろうと楽観していました。

    ところが、1週間しても治らず、市販の痒み止めを塗って我慢していました。
    少しは治った様な状態になるけれど、又その横に出てきたりして、少し変だなと思いはじめ約2ヶ月経過し、近くの皮膚科へいきました。「草むしりでもして虫に刺されたのでしょう」とのお医者様の言葉、その頃はガーデニングが流行していて、私も少しは草花を植えたりしていました。

    私は買って来た草花の苗についていあ虫に刺されたのだろうと思い、続けて塗り薬を塗っていました。10月頃さわやかな気候になり、湿疹は治まりました。
    よかったと思っているうちに年が明け、春先暖かくなると又左足、甲に湿疹が出てきました。同じ皮膚科に行って塗り薬を処方していただいて、治療しました。同じ様に細かい湿疹のかたまりが、2~3ヶ所出ていたのですが、秋になると治っていました。そして次の年も、その次の年も同じ状態です。

    一回の虫刺されでこんな状態変だと思い市の総合病院の皮膚科へ行きました。
    結果は『貨幣型湿疹』との事でした。その時状態はなるほど500円玉位の大きさになっていました。最初に湿疹が出来た時より大きくなっていて、これからだんだんひどくなるのかな?ただの虫刺されじゃないじゃない?と思いましたが以前の薬とちがった塗り薬を出してくれたので、また頑張って治療に専念しました。やはり涼しくなると出なくなりましたが、その2年後から冬でもポッポッと出て、1年中細かいのが、所々出るようになりました。範囲は足首ぐらいまで広がっていました。でも痛くないし、薬を塗ると3~4日で治るので安心していました。安心しているとまた別の部分に現われるといった具合で更に、
    3年経過しました。

    18年の年末、実家へ行った時の事です、母が「高槻市に漢方薬で治療してくれる、お医者様がいらっしゃる、行ってみょうかな」と言い出したのです。実は母も5年前から両手に湿疹が出来ていて困っていて、友人に聞いて来られたらしいのです。(友人の息子さんのお嫁さんが高槻市出身らしいのです)私はすかさず「それなら私も行くよ」と言って平成19年2月電車を乗り継ぎ2時間かけて松本医院へお世話になることなりました。

    診察の結果「アトピーです、一時的にリバウンドがあるけど必ず治してあげます、頑張って飲み薬と塗り薬を続けなさい。」松本先生が言われ握手をされました、何か力強いものを感じ続けてみようと思いました。

    最長は10日後、次からは月に一度の割合で診察を受けました。
    煎じ薬というのは煮ている間は、独特の臭いがして、家人達は夕方帰宅途中「家の近所まで来ると臭っている」とよく言っていました。そして味はと言えば甘味、苦味、その他多様な味で最初は飲みずらかった、そのうち風邪引た時には、松本先生に「他の薬は飲まない様に!」と注意をして頂き風邪様の薬も処方して頂いて、風邪の方は食後、湿疹の方は食前にと続けました。水分摂取量がどうしても多くなり、どこえ行っても先にトイレを探すといった具合でした。そしておっしゃる通りにリバウンドがあり、その時までに見た事が無いほど湿疹が広がりました。膝関節ぐらいまで広がっていました。痒い!痒い!

    下着や靴下、シーツには、赤や黄色の薬の色が、そしてかきむしって血の色までも・・・。洗濯しても落ちず、旅先での浴場や以前から通っていたスイミング教室では素足になるのが恥ずかしかった。そしてそんな足の状態をカメラに納め、9月も終わりに近ずき涼しい風が吹く頃、湿疹が激減したのです。
    松本先生の言葉を思いだし、「リバウンドがあるけど、次に良くなるから」と
    私はこれで完治するかも?と思いました。

    11月初旬、完全に湿疹がなくなり、下旬に診察を受けた時は「よかったね、頑張ったね」と言って頂き、本当に心から「ありがとうございました。」と言葉がでました。それ以来湿疹は出ていません。家族にも「今日も足はスベスベだよ」と言うと「よかったね」の返事が煎じている時の臭いをがまんしてくれて本当にいつも有難うと感謝の気持ちで一杯です。10年悩んだ事が嘘のようです。
     
    松本先生、医院の皆様お世話に本当に有難うございました。

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