「アトピー手記」 山崎 華余 36歳
2007年11月5日
~松本医院に出会う以前~
20歳頃、就職してストレスからか、うちひじが痒く、湿疹ができました。近くの皮膚科で薬(ステロイドだと思います)をもらい、荒れると塗っていました。
そのうち、夕方になると蕁麻疹がでることがあり、飲み薬(たぶん抗ヒスタミン剤)もでました。湿疹の箇所は、まぶた、首、脇などに増え、気付けば、24歳頃には、3本の薬(強さの違うステロイド剤と思います)を塗るようになりました。
薬を塗れば、すぐにきれいになりますが、ちょうどその頃、テレビで「ステロイドの依存症、ステロイドの副作用」についての番組を見て、初めて自分が怖い薬を平気で塗っていたことに気付きました。
その為、地元では評判のいい皮膚科に行き、今まで塗っていた薬を見せると、「あなたは、こんな薬を塗るほどひどくない。この薬はやめたほうがいい。」と言われ、「脱ステロイド」を勧められました。その時もらった冊子には、今までステロイドを使っていた人が、それをやめると、ものすごい副作用があらわれる、という事が、細かく書かれていました。覚悟はしていたものの、顔、首、体が、痒み、皮膚がめくれる、乾燥でがさがさ、予想以上のひどさでした。販売の仕事をしていましたが、あきらかにお客様の視線が、私の肌のひどさに驚かれているのが分かり、精神的にもまいり、1~2週間仕事を休みました。
今思えば、松本医院の漢方薬、消毒、入浴剤、赤い塗り薬、抗生物質なしで、よく我慢できたと思います。確か、いったん、3ヶ月くらいで、脱ステロイドが終了したかのように、普通の肌に戻っていきました。
でも、甘いですよね。ステロイドの副作用は、そんなものではありません。
<その後、28歳結婚式、お化粧がしたい!>
その頃には、化粧をした次の日は、目がパンパンに腫れるようになっていました。でも結婚式だけは、きれいにしたい!おでこは、ステロイド肌になっていましたので、きれいにみせる為、結婚式の一週間前から、皮膚科でステロイドをもらい塗ってしまいました。(ばかでした。)
それからは、ステロイドを塗らず、化粧もほとんどしない生活でしたが、なんとか普通の生活を送っていました。
<30歳長女出産>
ついに、ステロイドの副作用、もともとのアレルギーもでたのでしょうか。授乳を続けているうちに、胸にものすごい湿疹がでてきました。痒み、痛み、授乳がつらい、粉ミルクに変えようか、悩みました。長女は3ヶ月くらいで夜泣きをせず、寝てくれるようになったのですが、私が夜寝る時の首、体の痒みで、なかなか寝られなくなりました。
家事をしていても、鳥肌がたつような痒みに襲われ、はかどりません。きれいに掃除がしたいのに、体の痒みで、掃除をする気になれませんでした。余計に痒みが増しそうだからです。体が温まると痒いので、昼寝もできませんでした。お風呂にも入れなくなりました。子供を連れて、外に遊びに行きたいのに、汗をかくと痒みが増すので、なかなか連れていけませんでした。下着は裏返しにして着ました。縫い目に肌があたるだけで痒い。着れる服は綿100%のみ。おしゃれもできない。冬なのに、体が温まると痒いので、いつも寒い環境にいました。セーターなんて着れない。
どうして私だけ・・・本当に死んでしまいたい、と思ってしまうほど日常生活が困難になりました。
<31歳頃、首に蕁麻疹がでる>
この頃、夜寝付けないのがつらくて、家に残っていたステロイドを、少し塗ったこともありました。
32歳頃、皮膚科でステロイドではない塗り薬や、ステロイドと同じような新しい薬が処方され、結局、脱ステロイドできませんでした。蕁麻疹の薬、抗ヒスタミン剤を、1~2ヶ月飲んでいる頃、だんだん薬が効かなくなっているのを感じました。
<途方に暮れる>
ふと、パソコンを開き、アトピーの治療、薬について、適当に見ていました。すると、今塗っている薬、飲んでいる薬が、危険であることを知りました。色々、検索していたら、松本医院で治った。という文章にたどりつき、松本医院のHPにたどり着くことができました!!!
1~2週間、松本医院のHPを読み、色々考えました。とにかく、まずは、「今飲んでいる薬をやめてみよう。」と思い、止めて2日目の明け方4時くらい、口が腫れ上がりました。すごくおそろしくなりました。HPの手記の通りのことが、私の体におきていると思ったからです。
すぐに、実家の母親に電話して、泣きながら、「今日松本医院に行きたい。もうここしか行く所はない。」と訴え、長女を実家に預け、新幹線で京都へ。口が腫れ、顔がおかしいので、帽子をかぶり、サングラス、マスクをしてでかけました。
電車の中で思いました。HPだけ見て新幹線に乗ってしまったけど、本当に実在するのかな、と。もしなかったら、もう終わりだ、
も、神様はいました。よかった、あった、
~松本医院と出会う~
やっとたどり着きました。もっと早く出会っていれば、とも思いましたが、出会えただけでも、幸せなほうかもしれません。今現在でも、幼い子供に危険な薬を塗っている人がいると思うと、未来の子供達が心配でたまりません。
自分がアトピーでつらい思いをしたからこそ、病気や薬について、きちんと調べ考えて対応するようになったことは、良かったと思います。
2週間分の薬をもらい、帰宅。治療開始。嬉しかったのは、温かいお風呂に入れること。何ヶ月も、痒みが出ないように、体を温めていなかったから、お風呂に入れるだけで、普通の人になれた様でした。しかも、普通は掻いてはいけない。と言われるのに、掻ける。開放された気分でした。
<治療を始めて>
2日目までは、湿疹が治って良くなっていきました。しかし、3日目から、13日目までは、どんどんアトピーがでてきました。夜はほとんど寝れませんでした。睡眠薬を出していただけると言われましたが、もう少し頑張ってみようと思い、断りました。その1日か2日後に、夜寝る事ができるようになりました。
薬湯に入ると、痒みが出て、傷口が早く治り、お肌が潤います。とても柔らかいお湯です。それで、夜の痒みを出し切ってくれるおかげで、よく眠れます。アトピーの人にとって、夜の痒み、地獄ですよね。
しばらくたって、薬湯に入って30分後、蕁麻疹が、首、うで、上半身にものすごく出るようになりました。毎日約半年くらい、出ました。つらかった。一体、いつまで、出るのか、子供が寝てから、夜な夜な薬湯に入り、出ると蕁麻疹が多少治まるまで、2~3時間は痒みと違和感で、眠れませんでした。
<子育てをしながら、治療をする。>
現在も、痒みがひどい時、湿疹がひどい時、季節の変わり目、汗をかく時期は、薬を送ってもらい、乗り切っています。経済的な理由もあり、お薬は大事に使わせてもらっていますので、調子のいい時は、赤い塗り薬だけで、生活しています。赤い塗り薬だけで、人並みな生活ができるようになったのは、本当に松本先生のおかげです。お化粧もできるようになりました。おしゃれな服もきれるようになりました。まぶたの赤みも消えました。ゆっくりですが、ステロイド肌から、元々の自然な肌に戻ってきているのがわかります。
これからも、お薬のお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。やはり昔、強いステロイドを塗った、首や脇は、もう少し元の肌にもどるのに、時間がかかりそうです。それから、5才と2才の娘は、湿疹がでた時は、松本医院の治療しかしていませんので、年々肌のトラブルはなくなってきています。
松本先生のおかげで、人並みの生活ができるようになりました。これからも、家族、実家の両親もお世話になります。どうぞよろしくお願い致します。
