福山 千賀子 59歳

 この方は完治され来院されておりません。完治してから来られていないので手記を書いてもらうチャンスを逃してしまいましたが、重症のリウマチ患者さんだったので検査データだけ掲載しておきます。

 

<上のグラフの解説>

 この患者さんは初診時は両腕を抱えられて階段を上がってこられた患者さんでしたが、治療終了時には階段を駆け足で上ってこられたくらいによくなられた患者さんです。完治されて来院されておりません。

 上二つの表は言わば関節腔内に侵入してきた異物を排除する為の武器であるRAPA抗体とその抗体の量を間接的に示すZTTの値の変化を示しています。この患者さんのRAPA抗体とZTTとは並行して変化しています。全ての現代医学のリュウマチの薬を止めると激しいリバウンドが出現しました。初診時のRAPAは2560と高値でありましたが、治療終了時には正常に戻っていました。ZTTは正常値の中で変化しているだけでした。

 下二つの表は言わば抗体を使って免疫反応を終えた後の炎症の度合いを示すCRPと赤沈であります。異物との戦いが強ければ強いほど炎症の度合いも強くなります。初診時以後のリバウンド期にはCRPも赤沈も悪化しましたが、徐々に改善していきました。赤沈が40で正常化しなかったにもかかわらず日常の生活が何の支障もなくできるようになって治療が終わりました。