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「子供3人のアトピー」 山崎 宥記&真菜&留歌 6歳&4歳&3歳 宥記、真菜、留歌、我が家の三兄妹は、現在6歳11ヶ月、4歳8ヶ月、3歳3ヶ月です。三人ともアレルギーの傾向があります。 宥記は、離乳食を始めた頃から、口の周りや胸のあたりが赤くなり、病院で診てもらったところ、体質改善のためということでザジデンを約半年間飲みました。(ステロイドが良くないと言われてからザジデンが体質改善というふれこみで大量に使われています。患者さんは医者が体質改善と言うものだからザジデンを飲めばアレルギーが治ると信じ込んでいます。しかしザジデンも単にアレルギーの免疫の一部をブロックするだけで根治治療をすることはできません。止めるとブロックされたところが剥がれてステロイドと同じく痒みがひどくなります。それにもかかわらず医者は訳のわからない体質改善と言う言葉を使って、いかにも完治できそうな振りをして騙しつづけるのでしょうか?)留歌は、1歳前から風邪でもないのにゼエゼエして、ぐっすり眠れない日が続いたため、やはりザジデンを約4ヶ月間飲みました(ザジデンも常用すると、後でリバウンドが怖いそうです。幸今のところ二人とも大丈夫ですが・・・)。 真菜も肩や肘のあたりが赤くなることがあったため、検査してもらったところ、「アレルギーの傾向はあるけれど、薬を飲むほどではない。」と言われました。実際、たいしたことはなく、たまに、赤いところができると、ロコイドやリンデロンを少し塗っただけですんでいました。(このロコイドやリンデロンがステロイドであり、後で問題を起こすわけです。) ところが、この1月末から急に、真菜の肘や膝が赤くなり始め、2月、3月とあれよあれよという間にひどくなり、4月の入園式の頃には、顔はカサカサのパリパリ、夜は、痒いため、よく眠れないという状態になってしまいました。 病院では、薬を塗って様子を見るように言われたものの、巷ではステロイドを塗り続けた場合の怖さが言われていましたので、私に中にも迷いがありました。(いつも疑問に思うのですが医者は医療のプロであり、患者さんは素人です。素人がこのような不安をステロイドに抱いているときに、何故ステロイドを用いる医者は専門知識を駆使してその不安を取り除こうと努力しないのでしょうか?そしてステロイドで治すことはできると断言しないのでしょうか?それはステロイドを用いる医者は、まずステロイドの効能とそのメカニズムについての知識に自信が持てないということです。さらに私と違って、彼らはアレルギーがどうして起こり、どうして治せるのかについても全く自信が無いからです。さらに、ステロイドを用いなければ職業としてやっていけないということも気が付いているからだと思われます。というのも、一時的にも症状を良くしなければ患者さんは2度と来ないからです。私の場合はステロイドでは絶対アレルギーを治すことが出来ないということや、治すどころか後でステロイドの副作用を取るのに苦しむということについて絶対の確信があることをまず伝えます。加えて、そのことを患者さんに十分に納得させ、さらに今まで使ってきたステロイドの後始末に際して必ずステロイドの離脱症状という症状の悪化が起こることについて納得させ、さらに必ずアトピーは私の治療で治ることを確信させる努力を日々続けています。そして治らなければ全ての責任を取るとまで公言して、はじめて患者さんの信頼を勝ち取ることができたわけです。ところでステロイドを使う医者はこんな努力をしたことがあるでしょうか?)これまでにも、食品添加物等には気を付けてはいたものの、もっと見直した方がいいのだろうか、無添加の化粧水はどうだろうか、部屋の掃除は・・・。 そんなとき、同じ幼稚園に通うIさんの子供さんが、松本先生の所にかかっているということを知りました。Iさんに尋ねると、「友達の子供がひどい食物アレルギーだったけれど、松本先生の所へ行きだして3ヶ月くらい経った頃からスッときれいになってきて、6ヶ月経った頃には何でも食べられるようになったと聞いて・・・。うちの子もまだかかり始めて間がないけれど良いみたいよ。」とのことでした。(小児科の医者はおろかにも食事制限をアトピーの治療で行い、多くの栄養不良児を作り出しています。彼らは祖先が営々として作り食べてきた食べ物が何故悪いのかさえ考えようとしません。現在の食べ物と昔の食べ物との違いは、ただ一つ栽培するときに農薬を使うか使わないかだけであると断言できます。従って言うべきは農薬の無い食べ物を食べなさいということです。しかし日本の農業で農薬無しに、はたして米は作れるでしょうか?野菜を作れるでしょうか?まさにアトピーとは作物と結びついたこの農薬が原因であるわけです。)高槻は以前住んでいたことがあり、電車で一本で行くことができるので、思い切って行ってみることにしました。 松本先生の所へ行くとまず、これまでの患者さんの手記を読むようにいわれました。読むと、思わず「えっ!」というような内容でした。長年ステロイドを使ってきたため肌がボロボロになり、漢方による治療を始めても、しばらくは外にも出られないような状態が続いた等書いてありました。もし、真菜がこれまでにステロイドをたくさん使っていたとしたら、漢方による効果が出てくるまで果たして耐えられるだろうか、と思ったものです。「漆職人は漆に負けないのは、少しずつ漆をなめているから。大気汚染や農薬の満ちている世の中に、無理に勝とうとするのではなく、体を慣らしていけばいいのだから・・・。」(アレルゲンに体が慣れるということは、そのアレルゲンに対して排除しようとするIgE抗体が作れなくなることを意味します。従って私は患者さんには体を慣らすという言い方はしたことが無いのですが、この表現はそれなりに正しい表現といえます。)こう聞いたときには、予防接種のように体に菌を入れるの?(たしかに私達は毎日予防接種のように体内に農薬を入れているわけです。ところが予防接種はせいぜい菌を1・2回入れてそれをやつける抗体を作り、それを記憶させ新たに本当の菌が入ったときにそれに対する抗体を作りやすくする準備をしておくわけです。一方農薬は毎日無限に入ってきます。そしてそれを排除しようとしてIgE抗体を一生懸命に作るのですが、無限に作ることができなくなり、戦いを止めてしまいます。つまり農薬と共存するわけです。その結果アトピーの症状が無くなるわけです。)と、少し複雑な思いがしたものですが、とにもかくにも、真菜の治療が始まりました。 さて、ここからは真菜も頑張りましたが、私も夫も頑張りました。まず、お世辞にもおいしいとはいえない毎食時の煎じ薬を飲ませるのに一苦労。なだめすかし、お菓子やジュースも用意して、ほとんど無理矢理飲ませたようなものでした。でも、3日目からは、真菜も諦めたのか、お菓子とジュースを一口ずつ用意しておくだけで、嫌々ながらも飲むようになりました。宥記や留歌にも2番煎じの薬を飲ませるようにしたのも励みになったのだと思います。 次は、お風呂(薬湯)。入る前に手足の掻きむしったところを消毒するのですが、しみるらしく、素直に手足を出して消毒させてくれません。何とか消毒が済み、お風呂に入るものの、子供のことゆえそう長く湯船につかっているものではありません。3人一緒に入れて遊ばせながら、長くて15分、短いと5分くらいで上がってしまう始末。初めの内は少しでも長く入っていた方が効果があるそうだし、1回ではもったいない、などと考えて私の方が少々イライラしていました。お風呂から上がった後も、皮膚を再生させる赤い薬を顔、首、手足、体、に塗るのに20分ばかりかかり、真菜もじっとしていません。おまけにというのでしょうか、赤い薬を塗った後に着る服は灰色に染まるため、塗った後に着るものと、外へ着て出るものと分ける必要がありました。これを、朝と夕に繰り返すのですが、朝は宥記を学校へ送りだした後、登園時刻を気にしながらメニューをこなすのは大変でした。 それでも6週間位経った頃から、目に見えてきれいになり始め、8週目には、顔はツルツル、すべすべ、手足も随分きれいになってきました。夜中に寝ながら自分では掻いていましたが、痒くて目を覚ますということはなくなってきました。真菜の場合、ステロイド等による治療をほとんどしていなかったことも幸いして、特に後戻りするようなこともなく、幼稚園のプールもみんなと変わりなく入ることができ、12週目には手足や、背中、おしりに広がっていた薄いシミのようなものも消え始めてきました。(アトピーの症状がひどい人は必ず悪化します。何故ならばプールの水を殺菌するために塩素系の化学物質が大量に含まれているために、それが皮膚の傷から入って症状を悪くします。勿論、悪くなっても問題ないわけですからプールで泳ぐのも結構です。)ここまで来ると先も見え、入浴前の消毒も、入浴後の薬塗り5分もあればできるようになり、私も随分楽になってきて、お金と、エネルギーを使った甲斐が有ったなと思うようになってきました。 もう、薬を止めて良いのではないかと思い始めていた14週目に、"手足口病"(夏風邪の一種)にかかり、38〜39度の熱が5日間続き、口の中にも発疹ができました。お風呂に入れないし、2日間は薬も飲ませられない状態でした。熱が下がってきた頃、目の周りがうっすらと赤くなってきました。先生に相談したところ、「手足口病のウィルスが入ってきて、一時的に抗体ができたため・・・。すぐに良くなるから・・・。」と言われました。(風邪をひいたりワクチンを打ったりした後はそれらに対する抗体を作る為にIgE抗体を作る仕事が手薄になり、一時的にアトピーの症状がよくなることがあります。しかし風邪が治ると免疫反応の勢いが上昇しているものですから逆にアトピーの症状がひどくなることはしばしば経験することです。)実際、2日もすると、目の周りはきれいになってきました。 これから治療を始める子供さんの親御さんも、ちょっと大変ですが頑張って下さい。子供は、大人に比べると良くなるのが早いそうです。 最後に余談ですが、松本先生。少しだけゆっくりしゃべっていただけないでしょうか?「先生、おはなしするの早いね。」とは真菜の弁ですが・・・。(私としてはもっと早く話したいのです。というのも出きる限り治療についての情報を短時間に伝えてあげたいと思うからです。)抗体検査をしてみないと、はっきりとは分からないとのことですが、通院もあと少しのことと思います。先生、看護婦さん、受付の方々、大変お世話になりました。有り難うございました。(抗体検査と言うのはIgE抗体の変化の検査であります。アレルギーが治るとはっきり断言するためにはIgE抗体が作られなくなりつつあることを確認する必要があります。ただ単に目に見える症状が良くなったからと言って治ったとは言えないのです。だってステロイドを塗れば症状はすぐによくなるでしょう。それでアトピーが治ったと言えますか?勿論この患者さんも完治されています。他の2人の子供さんもついでに同じ治療をして治りました。) |